始まりはコンプレックスからくるというケース

皆様は自分に何かコンプレックスをお持ちでしょうか?
生きていればどうしても他人と比べてしまうこと、比べられてしまうことも多く、様々なコンプレックスを抱くことってありますよね。
コンプレックスから否定的な固定観念に囚われるようになってしまうと、もっと辛い状況に発展してしまうことがあります。今回はそのことについて自身の体験に基づいてお話させていただこうと思います。醜形恐怖症についての見方や考え方は様々ですので、これからお話することは個人の体験であり、病について断定するものではありませんのでご了承いただければと思います。

身長コンプレックス

初恋相手の彼の身長を私が追い越してしまったことが、この身長ではダメなんじゃないかと思うようになったきっかけでした。自分の身長に対する否定的な気持ちを持つようになったところまではまだコンプレックスでしたが、私の場合は自分より背の小さい人を好きになることが多く、失恋時に彼の横には更に小さい彼女がいました。それを目の当たりにすることで被害的な妄想を現実化し、このままの身長では絶対にダメなんだという否定的固定観念にとらわれる原因になってしまいました。私の現在の身長は159センチで一般的に見て特に高身長ということでもないと思いますが、自分ではこれではダメだと思って生きてきました。周囲から普通なんだからそれでいいじゃないと言われると苦しくなってしまうこともありました。でも、私のように否定的な感情を現実化してしまうということを繰り返せば、否定的な固定観念の定着に繋がってしまう恐れもあると思うのです。そうなってしまうと現実的に問題がなくても理想と現実の差に自分自身が悩み続けてしまうという醜形恐怖症のほうへと切り替わってしまうケースもあると思うのです。

目のコンプレックス

ほかにも一重の目が嫌で仕方がなかったのですが20代の時に受けたAVの面接で監督さんから目だけが残念と言われたのをきっかけに整形を決意することになりました。現在までに3回手術をしています。私の場合は身長コンプレックスのときと同じで、自らの被害妄想を現実にしてしまう癖があり、今振り返ると自ら自分の目についてとやかく言われやすい場所に身を置くようにしていたようにも思います。そして、このままの目ではいけないという否定的な考えを否定的な固定観念へと定着させていってしまいました。整形後、一重のクールな目元がかわいかったのに、変なふうになっちゃったねと言う人もいましたが、片思い中だった男性から告白されたことで自信につながってしまいました。私のなかで、一重の自分は認めて貰えないが、整形して二重になれば認めて貰えるという偏った価値観を形成することとなり、それが3回の手術へと発展させたように感じています。私の場合はブログでお話しましたが両親のDVによる愛着障害を抱えており、ありのままの自分を受け入れて貰えるはずがないという被害妄想を抱きがちです。その被害妄想が現実化してしまうのはとても危険なことで、それはこうでなければならないという否定的価値観や完璧主義へと変わっていってしまうことにもなります。過去を振り返ると、本当は自分の心の為に避けてこなければならなかった道も多くあったのではと感じますが、私の場合、不安を聞いてもらえる安心できる場所がなかったですし、一人で悶々と悩むことで醜形恐怖症という大きな問題へと発展させてしまうことになってしまいました。一般的にコンプレックスと醜形恐怖は見分けが付きづらく、病院に行っても診断に迷うケースがよくあると聞きます。それは私にもいえることですが、まず根本になにがあって、どういう経緯でそう思うようになり、どういう経緯でそれが自身にとって断定的なものに変わってしまったのかを理解していくことが大切であるのかなと思います。

抱え込んでしまって辛くなったら

コンプレックスからくる醜形恐怖で悩んできたことにより、薬物療法や認知行動療法など様々な治療法を実際に試してきた私ですが一旦回復したように思っても根本的な解決にまで至ることはなく、克服にはまだ長い道のりと感じています。
ありのままの自分をいいと思える自己肯定感を身に着けることは、今後の人生の自分の課題でもあります。
ですが克服することばかりに集中してしまっても、自分自身を許容できないという嫌悪の気持ちや生きづらさはなんともいえない苦しみを伴いますし、一人で悩んでしまうと私のように状態をひどくしてしまうケースも考えられます。抱え込んで辛くなる前に是非一度お電話いただければと思います。


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望月 愛菜(モチヅキ アイナ)

望月 愛菜(モチヅキ アイナ)

心理カウンセラー/話し相手.jp認定A級カウンセラー
望月 愛菜(モチヅキ アイナ)

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